Thunderbirdのデータまるごとお引越し WindowsからChromebook(Linux)
さてさて少しづつ本題に入っていきますよっと。
最近メールは買い物などの購入連絡を見たりするくらいで ほとんど使うことがないですが、一応メールクライアントソフトはWindowsでThunderbirdを使ってます。
このThunderbirdのメールアカウントデータやフォルダ振り分け設定など、Windowsで使用していたまま ChromebookのThunderbirdへ引っ越しします。
Windowsの方もメールアカウント削除やアンインストールしなければ そのまま使えます(予備的に入れておくみたいな)。
※ChromebookのLinux環境導入済みなものとして話しを進めます
メールデータを設定ごと引っ越し
先ずはThunderbirdインストール、ターミナル開いて
$ sudo apt install thunderbird thunderbird-l10n-ja
( 既にインストール済みの場合は飛ばしてください )
一旦Thunderbirdを起動します。
アカウント設定画面が出てくるかと思いますが、ここは閉じで終了させてください。
次にLinuxファイラーを起動します。
$ sudo apt install nemo ←入れてない方用おすすめ
表示の隠しファイルを表示するにチェックを入れたら「.thunderbird」というフォルダがあると思います。
クリックして中に入ると 〇〇.defaultフォルダ、△△.default-defaultフォルダ、iniファイル2つがあると思います。
この△△.default-defaultフォルダを後で使います。
Chromebookの方は一旦ここで保留です。
Windowsで使用していたThunderbirdのデータを引っこ抜く
次に引っ越しするデータ元をWindowsからコピーします。
WindowsのThunderbirdを起動し、右上の三本線メニューから下の方の「ヘルプ」をクリック、中程の「トラブルシューティング情報」をクリック。
アプリケーション基本情報の真ん中辺りに「プロファイルフォルダー」フォルダーを開くがあると思うので そこをクリック。
そしたらエクスプローラーが別窓で開かれ、これをフォルダごとコピーするので、1階層上に上がります。
そしたら 〇〇.defaultフォルダと◇◇.default-releaseフォルダがあって、
この◇◇.default-releaseフォルダをまるごとコピーします。
このフォルダのコピー(Windows⇔Chromebook)はどうにかしてもらうとして....
私の場合はNAS使いました、Googleドライブ使うのが無難かと思われます。
◇◇.default-releaseをChromebookのLinuxフォルダ内「.thunderbird」フォルダの中に入れてください。
これで「.thunderbird」フォルダの中は
〇〇.defaultフォルダ、△△.default-defaultフォルダ、と先ほどコピーした◇◇.default-release(元Win)の3つフォルダがある状態になってるはずです。
で、この◇◇.default-release(元Win)の名前を△△.default-defaultにしちゃえばいいわけです。
先に△△.default-defaultをリネームし(先頭に0とかaとか)、仮△△.default-defaultとしておきます。
そして◇◇.default-release(元Win)をリネームして△△.default-defaultにします。
満を持してThunderbird起動
不具合が起こらないことを念じながらThunderbirdを起動してください。
何もなければ Windowsで使っていた通りのThunderbirdの画面で送受信できると思います。
ただ、Chromebook(ASUS Chromebook Detachable CM3)は非力なので起動遅いです。
不具合なければ仮△△.default-defaultは削除して大丈夫です。